努力をしてもうまくいかない。努力をすることが辛くなってきた。
もっと楽な方法はないだろうか。そんな方にぜひ読んでいただきたい記事です。
もし、この内容を知らなければ、頑張りすぎて、努力をし続け、しんどくなってしまうかもしれません。(若い時は大丈夫かもしれませんが)
これを書いている私は、しんどいことから逃げずに努力、努力を積み重ねてきました。
しかしながら、しんどいことから逃げずに居続けると適応障害になった経験があります。
この考え方を知ることで、しんどい努力をするということを手放せました。
エフォートレス思考とは【苦労して努力するのはもうやめましょう】
エフォートレスとは、努力を最小限にすると言うことです。
苦労は本当に良いことなのか

私たちは大事な仕事に持てる時間とエネルギーのすべてを注ぎ込み、時には心の健康さえも犠牲にする。まるで自己犠牲にこそ価値があると言わんばかりだ。
エフォートレス思考 グレッグ・マキューン
皆さんは、しんどくても努力をしなければならないと言う思い込みはないでしょうか。
例えば、
・英語が超苦手なのに歯を食いしばって勉強し、TOEICの点数約300点アップ
・体調が悪いのに、ずっと努力を続ける。
しんどい努力の上、頑張って達成すると、すごく達成感があって気持ち良い気分になります。
しかしながら、よく考えてみると、達成感があって気持ち良くなるのは、
達成したその瞬間だけと言うことに気づきました。
私は、その過程をあまり楽しめていなかったのです。
その上、努力家であった私は、逃げることなく頑張り続け、ついに適応障害に。
これでは、本末転倒ですよね。
(まるメガネの
師匠)
努力が美徳とされている日本なので、どこかで気づかないと、メンタルを壊してしまうかも。
実際、日本では、仕事はしんどいものと言う人が多いし、過労死という日本にしかない言葉も存在するよね。
なので、努力ということを見直さないといけないのでは。
頑張らないそして楽しむ

難易度を下げれば、力を入れなくても前に進む。
エフォートレス思考 グレッグ・マキューン
頑張りすぎないことそして楽しむということが重要ですね。
そうすれば、その過程も楽しくことができ、気づいたら成果が出ていた!
これが一番ですね。
今あるものに目を向ける

今あるものに目を向ければ、足りないものが手に入る。
エフォートレス思考 グレッグ・マキューン
特に感じるのは、日本は減点思考が多いような気がします。
例えば、相手を褒めるというよりは、今ないものに目を向け、批判や叱咤激励が多いですね。(私が居た環境が良くなかったのかもしれないですが。)
また、得意なことよりも苦手なことを克服させようという文化がありますよね。
(まるメガネの
師匠)
確かになあ。でも、周りは変えることができないので、周りに原因を求めず、自分を変えるしかないと思うわ。
「今あるものに目を向ける」
つまり、自分の今持っていることに目を向けて物事に取り組む。この感覚を取り戻した私は、適応障害とおさらばできました。
最後に
努力は美徳とされていますが、努力をしまくって、健康を害していては、意味がありません。
努力の先には、達成感を味わったり、成長欲があったり、お金が欲しいからであったり、何かしらの報酬が欲しいから頑張るのです。
その過程をいかに頑張りすぎずに、楽しくできるか。そうすれば、過程も成果もどちらも楽しむことができ、人生において楽しい時間が多いに増えますね。
この本は、私の思考を転換させてくれる良い本でした。
どうぞ実際に手に取って、学んでみてください。努力をし続けて、辛くなっているあなたへ。