「人生の中で辛い時、どうすればいいのか」
「苦しい時、どのように乗り切ればいいのか」
このように、生きていると辛いこともあるでしょう。2022年までプロ野球の球団、阪神タイガースの監督だった矢野さんから学んだことを紹介します。
【矢野阪神から学ぶ】理想を描き前に進む

2022年の阪神タイガースは地獄のスタートでした。
- 開幕9連敗
- プロ野球史上最低勝率.063(0割6分3厘)
あまりにもひどい結果でした。阪神球団は、関西を拠点としている人気球団なので、バッシングがとんでもないことになっていました。
そこから、「理想を描き前に進む」ことを忘れず、最下位から、3位に滑り込み、クライマックスシリーズファイナルステージ(敗者復活戦みたいなもの)に進むことができました。
なぜ、どん底から這い上がってくることができたのか。そのルーツに迫ります。
超積極的

失敗してもとがめないのが矢野さんです。どんどん挑戦しろ、失敗してもあまり怒らず、次成功するためにはどうすればいいのかを選手と考えます。
日本社会では、失敗したら、怒られるという風潮は強いでしょう。
私も新人の頃、仕事があまりにもできなさすぎて、怒られまくっていました。
失敗して怒られまくると、次は怒られないように、無難な行動に出るようになります。そして、上司の顔色を伺って仕事をするようになります。
選手の潜在的な力を引き出すために、怒ることはあまりせず、失敗したら、次どうするのか。積極的に選手が行動できるように、促していました。
この積極的に行動をするというマインドが、どん底から立ち上がった一つの理由でしょう。
理想を描く

理想を描くの矢野監督でした。「優勝を目指し、日本一になる」ことを常に掲げ、言葉にしチームを率いていました。
どん底でも、理想を大切にし、目標を達成するんだという強い気持ちを持って進むチームでした。
理想を描き、常に言葉にすることによって、どん底から立ち上がることができたのでしょう。
辛いときは前向きになれないが

辛い時に、前向きにすることはかなり難しいでしょう。
しかしながら、人生に投げやりになったり、諦めたりするのではなく、辛い時でも、一寸の闇の中にも光はあります。
その光を信じて、どん底でもできることをやっていく姿勢が大切だということを学びました。